アクセス人数 × 転換率 × 客単価

こんにちは、広島でITコーディネータ事業をしている福田哲史です。

本日のブログでは、EC(ネット販売)における売上の公式について書いてみようと思います。
EC(ネット販売)における売上の公式は、ブログタイトルに記載の通り

【EC(ネット販売)の売上公式】
アクセス人数 × 転換率 × 客単価

となっています。
例えば、月商100万円を目指すショップがあったとします。
商品単価3,000円を客単価と想定します。
客単価を上げる為にはセット販売企画(複数枚で〇〇〇円割引・〇%オフ)が有効となりますが、なかなか簡単に客単価を上げることはできません。
そこで、大抵のショップがアクセス人数と転換率に目を付けます。
アクセス人数というのは、とてもわかりやすいものなので説明は不要かと思いますが、転換率っていう言葉はあまり馴染みがありませんね。
転換率というのは、100人のアクセスがあった場合に何%のお客様に購入していただいているかということです。
100人のアクセスがあって3人のお客様に購入していただけた場合、転換率は3%となります。
では転換率は3%に仮定してみます。

【月商100万円を達成するには】
アクセス人数 × 3% × 3,000円 = 1,000,000円
1,000,000円 ÷ 3,000円 ÷ 3% = 11,112人

となり、月間11,112人のアクセス人数が必要となります。
しかし、実際の転換率というのは3%もないことが多いのが現状です。
もし転換率が1%だとすると、なんと月間33,334人ものアクセス人数が必要になってしまいます。
そうなると1日平均1,100人程度のアクセス人数があってはじめて月商100万円を達成できるのです。
コンビニの1日平均来店人数は800人程度と言われていますので、コンビニより多くの来店客(アクセス人数)を達成しようと思うと、かなりの集客力を必要とします。
SNSで情報を発信・拡散したり、SEO対策を施したり、リスティング広告(有料)を掲載したり…

本日のブログでお伝えしたかったのは、EC(ネット販売)で月商100万円を達成するには相当の努力が必要になるということ。
結局、世の中に簡単なビジネスなんて存在しないものです。

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