【自助・共助・公助】について考える

こんにちは、広島でITコーディネータとして活動している福田哲史です。

今日のブログは【自助・共助・公助】という言葉について書いてみようと思います。
この言葉、聞いたことありますか?

以前、防災士の資格を取得するための研修で一番最初に習った言葉です。

自助・共助・公助とは?
災害への備えを考えるとき、「自助」「共助」「公助」の3つに分けることができます。
「自助」とは、災害が発生したときに、まず自分自身の身の安全を守ることです。この中には家族も含まれます。
「共助」とは、地域やコミュニティといった周囲の人たちが協力して助け合うことをいいます。
そして、市町村や消防、県や警察、自衛隊といった公的機関による救助・援助が「公助」です。

災害時もそうなんですが、これって日常においても同じだと思うんです。
まずは、どんなきれいごとを言っても、自分自身が大切ですよね。
自分自身の生活が安定して、何の問題もなく生活できている状況があってはじめて【共助】の気持ちが芽生えてくると思うんです。
もちろん、これは災害時でも同じです。
自分自身や家族の無事を確認できないことには、地域住民の心配なんてできないですよね。

なので、まずは【自助】ができていないことには【共助】はありえないのです。

私自身は、まだまだ【自助】の段階です。
やはり何かを考える時に、自分自身を第一に考えてしまいます。

でも、私の周りには【共助】の域に達している方々が多数いて、たまに自分自身の小ささを反省しています。

どうしたら、自身のメリットはなにもないのに、地域のことをそんなに優先できるのだろうか?
私自身も、もう少ししたら、このような考えに至ることができるのだろうか?
今度、どこかのタイミングで、このことをその方々に素直に聞いてみようと思います。

少し話は逸れてしまいましたが、【自助・共助・公助】、この3つで社会は成り立っていると思うんです。

それは、当然ビジネスでも同じです。
自分自身の利益を得るためには、お客様に喜ばれる商品やサービスを提供しなければなりませんよね。
これが、自助・共助になる訳です。
そして、時には公助を受けます。
それは、補助金だったり助成金だったり。
新型コロナウイルスの影響で、多くの補助金・助成金により公助を受けていますよね。
それが、公助です。

そう考えてみると、災害だけではなく、どんなことでも【自助・共助・公助】で成り立っているんです。

仕事のモチベーションが下がっている方がいたら、ぜひこの【自助・共助・公助】にご自身の仕事内容を当てはめて考えてみてください。

共助がないビジネスなんてないはずです。
あなたの仕事は、必ず誰かの助けになっているはずです。

そう思えたら、きっとモチベーションが上がりますよ。

株式会社オウエン ITコーディネータ 福田哲史
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