こんにちは、広島でITコーディネータ活動をしている福田哲史です。
今日のブログはECの出店を検討している方向けの情報となっています。
新型コロナウイルスの影響により、実店舗への来客が減少している今、EC(以下、ネットショップ)への出店を検討されていらっしゃる事業者様も多いのではないでしょうか。
ネットショップへの出店計画を立てる際に、やはり気になるのがコストです。
一般的なランニングコストを基準に考えると
楽天市場などのモール出店型 > BASEなどの個人出店型
となるのですが、ここにはもうひとつ考えないといけないコストが含まれていません。
それは、集客のために必要不可欠となる宣伝広告費です。
楽天市場などの大型モールに出店するのは、イオンモールに出店するようなイメージ。
一方、BASEなどの個人出店型は、人気(ひとけ)のない郊外に出店するような感じとなります。
人気(ひとけ)のない郊外に店を出しても、なかなか集客できず、結局チラシを配布したり、新聞広告に掲載したりしますよね。
一方、イオンモールなどに出店したら、何もしなくてもある程度の集客は見込めます。
こんな感じで、個人出店型のネットショップで集客力をつけるには、ある程度の宣伝広告費が必要となってくるのです。
なので、一概にどちらへの出店が良いかはしっかり検討する必要があります。
また、楽天市場などの大型モールでは、購入時にポイントが付与されたり、ポイントが使えたりしますし、楽天市場に登録してある注文者情報や送付先情報、クレジットカード情報などを使ってスムーズにお買い物ができたり、ポイント利用や付与でお得にお買い物ができたりできるのも大きなメリットとなります。
それゆえ、まずネットショップを出店しようと計画されているのであれば、私は楽天市場などのモール型出店をお勧めします。
ある程度の月額固定費(出店料)がかかったとしても、その費用のモトをしっかりとれるように計画した方が結果、高い費用対効果を得ることができると考えています。
楽天市場で例えると、0と5のつく日はポイント5倍、楽天イーグルスの勝利で翌日ポイント2倍、スーパーセールやお買い物マラソンなど、モール側で集客に必要となるイベントを用意してくれていますので、このイベントをしっかり活用し、集客していけば良いのです。
商品によっては、更にSNSを加えて集客力を強化する。
こんな感じで、ネットショップに出店する際には、ぱっと見のコストではなく、細かい部分までを含めたトータルコストで出店方法を検討してみることをお勧めします。