STORES vs BASE【私が思うEC比較】

こんにちは、広島でITコーディネータ活動をしている福田哲史です。

今日のブログは、無料ではじめられるECサービスで有名なSTORESとBASEの比較を私なりにしてみましたので、そのことについてご紹介させていただきます。
新型コロナウイルスの影響もあり、最近では非対面での商売を推進している事業者さんが多くなってきており、創業者さんにおいても同様でECで創業・開業したいというご相談も増えてきています。
そうなってくると、おのずとどのECサービスを利用すべきかというご相談も増えてきており、選択肢としては大きく分けて以下のようになってきます。

1、楽天市場やAmazonなどの大型モール出店
2、STORESやBASEなどの無料出店
3、shopifyやshopserveなどの少額投資出店

創業者さんにおいては、大抵のケースで無料出店可能なSTORESやBASEでの出店をご希望されますので、今日はこのふたつについて書くことにしたということです。

では、まずSTORESとBASEの運用にかかってくる費用について。
両者とも出店費用も月額の固定費用もかかりませんので、運用にかかってくる費用=決裁手数料になってきます。

【STORES】
決裁手数料 5%
【BASE】
決裁手数料 3.6%+40円
※別途サービス利用料3%

このようにBASEの手数料は、STORESに比べてみると実はけっこう高いように感じます。
もし、1,000円の商品を販売した場合、STORESだと50円、BASEだと116円となりますのでかなり大きな違いになってきます。
2,000円の場合、STORESは100円、BASEは172円、3,000円の場合は、STORESが150円、BASEが238円。

ECの場合、売りやすい価格帯は3,000円前後となりますが、商品価格が3,000円の場合だと、BASEでは実に約8%近い決裁手数料が発生してきてしまいます。

では、次に機能面について考えてみると、機能面では圧倒的にBASEが有利となります。
それは、BASEApp(拡張機能)がBASEにはあるからです。
事業者のニーズに合わせて、機能をアプリで足していくことができるようになっているんです。
例えば、独自ドメインでショップを運用したい場合、BASEならアプリを足すことで無料対応になっています。
一方、STORESでは有料プランに切り替える必要があります。
加えて、ブログ機能なども無料で使うことができますので、SEO対策面でもBASEが有利となります。

こんな感じで、一見似たようなサービスに見えるSTORESとBASEではありますが、ちゃんと見てみるとかなり違います。

では最後に、どちらのECサービスを利用するべきか?

私ならSTORESをオススメします。
決裁手数料の違いというのは、かなり大きいんです。
もし、3,000円の商品を月に300個販売できたとします。
すると、STORESでは45,000円/月の販売手数料となるのに対し、BASEでは71,400円/月。
利益で26,400円/月の差がでますよね。
この利益を毎月、宣伝広告費として割り当てた方が商売が活性できると思うんです。

SEO対策の比較ではBASEが有利ですが、その弱点はSTORES(ショップサイト)とは別にブログサイトをワードプレスで開設すれば解決できますし、その方がSEO対策としても最適になります。
STORESとは別に独自ドメインによるブログサイトを開設する場合の年間費用は約7,000円程度、月額換算すると約600円弱になります。
月額600円くらいでSTORESの弱点をカバーできるなら、そんなに大きな問題ではありません。

あと、私がSTORESの方をオススメする最大の理由は、楽天ペイに対応していること。
楽天ペイなら、STORESでのお買い物でも、購入者は1%の楽天ポイントが貯まります。
そして、STORESでのお買い物に楽天ポイントが使えるんです。

詳細は、【STORESの公式ページ】https://officialmag.stores.jp/entry/kaigyou/rakutenpayからご覧ください。

楽天ペイが使えるという違いは、思っている以上に実は、本当に大きな違いになってきます。
以上の理由から、STORESとBASEなら、私はSTORESをオススメします。

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