アクセス人数 × 転換率 × 客単価

こんにちは、広島でITコーディネータ事業をしている福田哲史です。

今日のブログは、【アクセス人数 × 転換率 × 客単価】について。
これ、なんの公式だかわかりますか?

この公式は、EC(ウェブショップ)における売上の公式となっています。
例えば、ひとつ1,000円の商品があったとして、ほとんどのお客様が単品注文するとします。
そして、月商目標を1,000,000円に設定したとしましょう。

すると

1,000,000円 = アクセス人数 × 転換率 × 1,000円

こんな公式になります。
転換率とは、100人のアクセスがあった場合、どのくらいのパーセンテージでご購入いただくことができるかというものになりますが、一般的にはこの天金率は3%あれば理想的だと言われています。
実際には、転換率7%以上の人気ショップさんもあるわけですが、ここは現実的に考えて、まずは1%として考えましょう。

1,000,000円 = アクセス人数 × 1% × 1,000円

となりますので、

1,000,000円 ÷ 1% ÷ 1,000円 = アクセス人数

で、アクセス人数は100,000人必要であることがわかります。
月に1,000円の商品を1,000,000円分売るには、それだけのアクセス人数が必要となってしまうのです。

これだとEC(ネットショップ)をはじめる気持ちが萎えてしまいますよね。

でも、もし商品単価が2,000円だったら、転換率を5%にできたらどうでしょうか?

その場合に必要なアクセス人数は、10,000人となります。
それなら、1日平均で約300人程度。
なんかイケそうな気がしませんか?

このように、アクセス人数に無理がありそうであれば、客単価の見直しをしたり、転換率を上げる工夫をしたりするわけです。
例えば、EC(ネットショップ)用にセット商品を開発する。
開発といっても、ただセット商品の組み合わせをするだけですので、そこまで難しく考えなくて大丈夫です。
転換率を上げるためには、わかりやすい商品画像や商品説明を心がける。
購入したくなるようなワクワクするページにしていくわけです。

それができれば、アクセス人数は1日300人でも充分に月商1,000,000円を達成することができます。
もちろん、実際には配送料のことやECモール側に支払う手数料とか、様々なことを考える必要があるのですが、ここではそこは抜きにして考えますね。

【アクセス人数 × 転換率 × 客単価】の公式について書いてみましたが、いかがでしょうか?

これから、EC(ネットショップ)に挑戦しようと検討中の事業者様にとって、少しでも参考になれば幸いです。

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