こんにちは、広島でITコーディネータ事業をしている福田哲史です。
今日のブログテーマは、販路開拓について。
最近では電話営業ではなく、メールやSNSなどを駆使して効率よく販路開拓を推進しようというお客様が多いのですが、ひとつ間違えてはいけないことがあります。
それは、そればっかりに頼っていてはダメであるということ。
ご自身が訪問したり、電話したりして見込み・人脈を広げていく中で、自然とSNSで繋がっていったりします。
そういった日々の活動の中から広がっていったSNSの繋がりは、とても貴重な財産となります。
例えば、SNSのフォロワー数が1,000あっても、実際には会ったことはもちろん、電話で話したりしたこともないようなフォロワーさんが多い場合、そのフォロワーに営業活動をしてもなかなか上手くいきませんよね。
でもフォロワー数が100であっても、繋がり・密度の濃い繋がりがあるフォロワーさんばかりなら、きっとそれなりの効果が見込めるはずですよね。
だから、SNSのフォロワー数ばかりに拘っていても仕方がないのです。
もちろん、フォロワー数が多いことでショップやブランドとしての信頼度・価値観は大幅に向上できる時代でもありますので、決して否定できるものではありませんが、多くのビジネスの場合は、フォロワー数にこだわるよりも、フォロワー数が少なくても、繋がりの強さがビジネスに影響を与えます。
ECなど、リアル店舗ではない場合は、フォロワー数にこだわりましょう。
でも、それでも見せかけのフォロワー数ではなく、中身のあるフォロワーさんにフォローしてもらえるように心がけるといいと思います。
自社のECサイトでご購入いただいたお客様へのフォローアプローチなどが有効ですね。
しかし、狭い商圏でビジネスを展開する場合は、フォロワー数ではなく、繋がりの強さを大事にしましょう。
このようにITツールはビジネスの業種業態によって活用方法も変わってきますし、大切にするポイントも異なってきます。
やみくもにITツールを活用し、販路開拓なんてできるはずがありません。
自分の足を使って訪問したり、電話をしたりする中の連絡手段のひとつとして、SNSなどのITツールを活用することです。
ITツール頼みになってはいけません。